
先物取引最大の特徴のひとつに限月というものがあります。これは限られた一定の期間が過ぎたら(定めた満期日までには)市場のつける売買価格に関らず、決済しなければいけないというルールです。
例えば大麦の先物売買を行っていて、市場が自分の予想通りに動かなかったため、決済できないまま満期日を迎えてしまった場合、自動的に決済されることになりますが、この際に自動的に売買される価格のことをSQ値と呼びます。
SQ値は別名特別清算指数とも最終清算指数とも呼ばれ、売買最終日の翌日の指数を構成する銘柄のスタート時の始値を基に計算されます。買い気配やり気配により値のつかなかった場合には、その気配値に基づいてSQ値が計算されます。SQ値で強制決済される場合、決済は清算値による差金決済となります。
例えば、あなたが10000円で先物を購入しており、SQ値が10500円だった場合は500円の差額が利益になり、逆に10000円で先物を売っている場合には、500円の損益を出す計算になります。またSQにはメジャーSQとマイナーSQの二種類があり、前者は先物取引の生産日に当たる3、6、9、12月の第二金曜日を指し、マイナーSQはそれ以外の第二金曜日を指します。
メジャーSQの方が先物取引とオプション取引清算が重なるため、株価の値動きに大きく影響を与える傾向があります。基本的に満期時を待たずに決済してしまえるなら、SQ値を気にする必要はないということになりますが、必ず満期時に約定できるとは限りませんので、SQ値の基本的な意味とその計算方法くらいは頭に入れておくようにしましょう。
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