
先物市場は日本発祥と言われていますが、現在では世界中に存在します。
世界の主な金融先物取引所を挙げると、日本の東京金融先物取引所(TFX)、アメリカのシカゴ先物取引所(CBOT)、同じく米国のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)、ドイツのユーレックス、イギリスのロンドン国際金融先物所(LIFFE)、中国の香港先物取引所(HKFE)、シンガポールのシンガポール取引所(SGX)、オーストラリアのシドニー先物取引所(SFE)などがあります。
取引所によって、それぞれ扱っている商品が異なります。日本国内における先物取引市場の規模は、550兆と言われる株式市場のそれと比較して、148兆円とかなり小さいですが、海外の先物市場の規模はずっと大きく、アメリカは日本の三倍以上、世界全体の先物市場は日本の約15倍とも言われています。
今後、インフレの可能性の高まりや、エネルギーや食糧が投資対象としてさらなる注目を集めるにつれ、日本国内の先物取引市場も活性化する可能性が期待されています。資産運用ブームの日本でも、一般の個人投資家にとって先物取引はやはり株式投資や為替取引に比べて専門性が高い、もしくはハイリスク、ハイリターンなイメージが強いせいか、2008年どの時点で10万人弱とされています。
これは株式投資を行う個人投資家の証券口座数が一説には500万以上と言われるのに比べるとやはりかなり少ないのがわかります。そういう意味でも今後やはり成長の可能性を秘めている投資対象市場だと言えるかもしれません。
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