
先物取引がハイリスクだというイメージを世間に与えたもう一つの理由に先物詐欺の被害者の数と、またその被害額が大きいという特徴があったことが挙げられます。現在では法改正により、先物取引業者は免許制になっているので、最低限のチェックを怠らなければまずそのような被害に会うことは少ないはずと言えます。
しかし残念ながらその一方で現在では「海外先物詐欺」という詐欺の被害者が増加していると言われており、2005年度における同種の苦情や相談件数は何と596件、翌年の06年には904件に増加しているそうです。この海外先物取引詐欺とは一体どのようなものなのでしょうか?
ここまで被害が増えている背景にはこれが「海外の」先物取引と謳っている点に原因があるようです。前述のとおり、国内における先物取引業者は免許が必要ですので、管轄の経済産業省や農林水産省に問い合わせれば、簡単にチェックすることが可能ですが、海外先物の場合、許可が必要でなかった背景があり、簡単に話が嘘か本当か確認する術がないのです。
また大抵、このような詐欺話を持ってくる相手は実在する海外先物市場の話をして信用させ、結局預かった資金をそのまま持ち去るというパターンが多いようです。
これらはネット上で取引が完結する場合はそのような悪質な担当者と知り合う機会もないので安全ですが、対面取引を装って近づいてくる場合に騙されやすいようです。いずれにしり話の確認がとれないような話にははなから相手にしないようにしましょう。
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